心をうたれる
帰宅途中
車を走らせる私とは反対方向に歩くご年配の男性
半袖、半パンツ
リュックを背負い、一心不乱に前だけを見て、ひたすら歩く
すごく速い
すごくすごく速い
その足取りは、とてつもない力強さを感じる
おそらく、私の倍ほどのご年齢
一瞬すれ違っただけなのに
ずいぶんと時間が経った今も、あの方はどこまで歩くのか・・・と、考えている私
たくましい姿に心をうたれたんだろうと思う
それと、もうひとつ
あんなに顔を歪めるほど、歯を食いしばって何かに一心不乱に向き合ったこと、一番最近で何があったかなぁ
思い付かないくらいだから、私は努力を怠っているんだなぁ〜
そう、反省すら感じる一瞬の出会いだった
また、会えるかな