たかが階段、されど階段
ある日、社長と一緒に現地調査
奥に見えるブロックの階段を上がって草花や野菜を作られていた大きな庭仕事を
されていた施主さま。
ところが骨折をされてからは、あのブロック階段では上がれないので何とか上がれる
ようにしてほしいとのご要望。
う~ん、どうしよう。
悩んだ挙句、出来た素案。これを基に施工図を描いていきました。
どのようなものを作るかはわかってもらえても、どこから基準をもっていくのか
計測をしながら決めていきました。
わけわからんから、言うとおりにやるわと左官工は素直に作ってくれました。
ありがとう!
大工さんは「何つくらすんやー」っとご機嫌ナナメ
永遠の中学二年生、御年60オーバーの腕利き棟梁
形ができてくると、機嫌がよくなり、くまのプーさんのような笑顔が
出てくる。
みんなの協力を得て、完成しました。
でも、施主さんが上がれるか最後まで不安でしたが、私が現場に着くまでに
ご家族と一緒にあがったそうで「大丈夫、あがれましたよ」と、にっこりと
笑って下さいました。
ほっと胸をなでおろしました(^^)
最後にデッキ階段の水洗いをして点検を終えて、お引渡しをさせて頂きました。
施主さまには、いつまでもお元気で庭いじりをして頂けたらと切に願います。
思い出深い物件のひとつを紹介させて頂きました。